プラットフォーマーだってさ!(Godotれんしゅう その2)
寒い!
夏の次って冬だよね。秋服が一番好きなみょーは何とも言えないキブン。
買ってる服はムリしてでも1ヶ月は着る!おしゃれはガマンっす。
買ってると言えば、すっごい本ゲットしたワケ。
「BATMAN : the DOOM that came to GOTHAM」。
なんせ表紙の絵が激やば。えも。
なんだけどさ。
このすっごい色とセンスのカタマリなカバーはマイクミニョーラってヒトが描いたみたいで、んで中身は別の漫画家さんが描いてるってゆう。
それはそれでとーってもエモいんだけど、2600円出して欲しかったのはミニョーラさんのマンガだったかなぁ。。。これ近いウチに探して買っちゃうヤツだ。
ベストプラクティスのベストなプラクティス
近況はそのくらいでござましてっすねー。
前回、Godotの公式ベストプラクティス読むってったじゃん?
んーとね、ぜんぜん分かんない。
え、これみんな「ふむー!やぁコレはベストみあるプラクティスだ!ふーむふむ!なーる!これはいっぽん取られましたなぁー!」ってなるの?
ロボじゃん。みんなロボじゃん。
人間のみょーマジで向いてない説あるじゃん。
プラットフォーマー!けんざん!
しかし、そんな最序盤で諦めるみょーじゃござーせんコトよっと。
公式がムズいなら非公式だー!!
で、ググりました。そしたら何かでてきましたのがコレ。ででどん!
Godot で作るプラットフォーマー。by Peanuts Codeさん。
なんかコンボイの謎っぽいイメージ!
とか思ってたら、
このチュートリアルシリーズでは、スーパーマリオのような横スクロールアクションゲーム、いわゆる「プラットフォーマー」というジャンルのゲームを作っていく。
とイキナリ書いててくれた。割とイイ線いってるじゃんみょー。ヒュー名探偵!
バージョン違うと色々違う件
とゆうコトで、書かれているとーりに進めてゆく。
アセットを取り込む。ファイルシステムウインドウで画像ファイルを選択しないと「プリセット」オプションボタンが出てこなくてちょっとてこずり。でもでけたからヨシ!
ゲームのウインドウサイズを設定する。おや、Test Widthを設定してねとあるけど、みょーの画面にはそんなプロパティがない。何かイヤな予感!
で、ググります。ででどん(って言うのにハマっている。)
How to setup the test size in 4.0?によると、
Advanced SettingsをONにしてね。ちなWindow Width/Height Overrideって名前になってるよ。
とのコト。あぁー、ピーナッツさんの記事はGodot3.4.2で、みょーのGodotは4.1.2。色々違うのをカクゴしなきゃダメめいてるってコトね。りょ。
- プレイヤーキャラクターのノードを作る。
「KinematicBody2D」が見当たらない。が、これもどーせバージョンアップで名前変わってんしょ。とググってででどん。
What happened to KinematicBody2D in Godot 4?
やったー名推理!現在はCharacterBody2Dって言うんだってさ。
同様に、AnimatedSpritedはAnimatedSprited2Dになってるぽい。
AnimatedSprited2Dでは「Playing」プロパティが見つからなかった。でも最初からアニメしてるし大丈夫なんじゃないかなー。
主人公みょーにしたいじゃん。
で、ここまでやって、ピンクマンっていうフリー素材を主人公として登録してるっぽいコトに気付いたので、
「これみょーにしたいじゃん」
と思うに至りました。だってそのほーが楽しいじゃ。
なので、急遽ドット打つコトにしました。
いやこれ結構種類あるよ?
でも打っちゃお。
つづく。
Godotれんしゅう その1
ゲームエンジンはGodotが良いそうだ!
違いぜんぜん分かんない!けどこれからGodotの時代ってのが来るそーだ!
あやかるしかねぇそーだ!
だので、ギャッと始めてみる事にしましま。
おにぃは「いやーUnityじゃない?コミュニティの多さイコール使い易さだよ。実績があるからマジョリティで、マジョリティだから発展性がーUX改善がどちゃらー」って言ってたけどうるせーぼけーめるしーぼくー。
で、まずはインストール。
まさかのSteamでイケました。ゲームなのキミ?
何をどうしたらいっかちんぷんなので、まーずは公式のドキュメントを探すます。みょーえらい。
やったー日本語版があるー!
うん!えっとね!日本語って何だっけ !
見出し以外イングリッシュじゃんけー!でも頑張って読む。みょーえらすぎ。
オープンソースとな。ふむむ。
C#とかでプログラムもできるけど、GDScriptでやるのがカンタンでよいとな。ふむむむ。
おっけ!分かった!触ってみないとよく分かんない!
で、公式のベストプラクティスを読みはじめました。
うーん、やっぱ英語ばっか …がんばる。ます。
トイレに急ぐゲーム
構想ばっかり膨らませちゃうとゲーム完成しないんだってさ。
ゆえに、最初はちっちゃなちっちゃなゲームを作るのがよいそーな。
で、おにぃが提案したのが「トイレに急ぐゲーム」。
なんそれ。
RE:Boot
ずいぶん寝てた!
ま!おまちどーさま!ってコトで!
■
あけおめことよろ2022!
やっほー!みょーだよ!
旧年中は大変お世話になりました。
今年はきっともっとお世話になります!よろよろー!!
お年賀イラストはみょーのココロの師匠とトラを狩りにきたやつね。
サイキョー流免許皆伝を目指して、2022年もマイシンしてゆくしょぞん。
2021年はどーだった?みょーはとっても楽しく過ごしたよ!
去年経験した色々を綴ってみたいと思いますのだ。
2021年ってこんな年だったよ
世の中的にはモチロン、コロナ禍の移り変わりに一喜一憂した1年だったよね。
ホント、思い描いてた高校生活とは全然違う感あるけろ、それでも楽しい1年でした。
あれ?去年もほぼほぼおんなじコト言ってた気もする。てかもうこういう世の中がフツーになりつつある感あるよね。
んでんで、みょー的2021年は具体的にゆーとこんな感じ。
- 音楽
去年、ベース買ったの。大好きなヤマハさんのTRBX504。みょー重たい楽器は苦手なので、軽量のベースを探してて、ホントはRBX4A2ってベースが欲しかったの。
でもそれはもう発売終了していて、えーどーしよーって探し回った結果がTRBX504だったってワケ。
これもベースにしては十分軽くってさ、でもイイ音するしカワイイしで結果的には大正解。4弦の振動がカラダに流れてくるあのカンジ、たまんないよね。
まだまだヒトサマに披露出来るレベルではないんだけろ、いつかみょーの作った曲とか披露できたらなって思ってる。もちろんみょーのゲームでつかうやつね。
その為にも、ギターとベース、ドラムは一通り出来るよーになりたいの。ギターはもともとちょっとだけできるから、後はスペカンだいせんせいの教えに則ってフィンガードラムを学ばなくっちゃって感じ。
去年欲しいって思ってたMTR(マルチトラックレコーダー)はもっと全体的に演奏できるようになったら買おうって感じ。ってか物欲やばすぎかな。バイトとお年玉でなんとかなるだろーか。
DTMを触るって目標もあったけど、これも来年に持ち越しかなー。あせらずいっこいっこね。 - お絵描き
ドット絵じゃなくて、フツーの絵も描いてみたいなーと思ってちょこちょこやっていました。うーん、まだまだ描き足りない。
っていうか、いっこいっこの絵を描くのがチョー遅いんだよね。あーでもないこーでもないってしたり、そんなこだわらなくてもいいってトコにすごい時間をついやしちゃったり。
絵の上達には手数っていうし、もっとバリバリ描いていこうと考えています。
そうそう、みょーのじぃじに似顔絵プレゼントしたらめっちゃ喜んでくれたり、学園祭で描いた絵も結構足を止めて見てくれてる人が多かったりで調子にのってるトコもあります。
正直、美術部に入ってた方が良かったかもと思うまである。いやでも、水泳部だって楽しいんだけろね。ほとんど帰宅部だけろ。
去年の目標を見返してたら、お絵描き関係でやってないのは動画。これは近々やってみたい。後はフォント(これお絵描きかな?)…これはちょっと、優先度ひくいから今年の目標からは外しておこっかな。おもしろそーなんだけろ、そこにこだわる領域はまだ達してないもんね。のちのちのお楽しみってコトで。
プリキュア的みょーは無事?デザインできたよね。名前はアストロ・アンカー・ドット・キャット。長い?それがカッコいいんじゃんね!もっといっぱい描いていきたいとおもいます。でもでも、自画像ばっか描きすぎ説もあるから他の絵もちゃんと描くよ!たぶん! プログラミングやら何やら
この何やらっていう部分が去年いちばん進捗の出たトコだったりして。えーと、みょー基本情報技術者試験っていうのを受けなくちゃいけなくなって、それでいっぱい勉強してるなうなの。
おかげさまで?何かソート?のアルゴリズムとかそういう系を疑似言語ってので学んでたり、Pythonっていう言語を習得しよーとしてたりします。
これで随分知識が増えてきてて、一気にパソコンの大先生になったキブン。ぜったい合格してやるんだ!
あとはテキストエディタね。つまりVim。これをガッツリ使うよーになりました。もーね、コレは手放せないよマジ。キーボードだけで殆どのコト出来ちゃうって神くない?コレに慣れちゃうとさ、マウスに手を伸ばすのが億劫だのなんの。いやどんだけモノグサなのさって話だけど、ホントそう思っちゃうレベルで楽ちん。
去年の目標では、ゲームのプログラムまで作ってみたいって思ってたんだけど、いやー全然遠い。Unityをインストール出来る日はいつくるんだ!?ってレベル。Python習得できたらブワーって世界が広がるかな?そうだといいんだけろ。
一方、Raspberry Piに関してはまぁまぁ使いこなせてる感がなくもない。でも、Redmineをもっともーっと積極的に使いたいし、Linuxもキチンと理解したいから、まだまだ道なかばです。進学
まじホントこれな。これに悩まされる一年であったと言っても過言ではないとも言えなくもない可能性もなくもない。
基本情報うんちゃかを受ける羽目になったのもこれのせい。
ぶっちゃけ大学に進学する気あんましなかったもんで、てけとーに近くのアパレルとかカフェとかに就職しよっかなって思ってたんだけろ、それはイカンと各方面からめっちゃ叩かれて、結局進学するコトになりました。
でも理系の学部に入った方がイイって言われてるのには反対ぎみ。みょー文系女子として生きていたいトコあるので。
おにぃは「将来ゲーム会社に入りたいって一瞬でも思うのだとしたら、大学で縁のある学問を履修しておくべきだよ。まぁゲーム会社に就職するコト自体、決してオススメしないけど」って超どっちつかずのコメントを出してて誠に遺憾。なんだなんだ、言いたいコトあるんならハッキリゆえよ!歯にモノブライトはさまったよーな言い方しないで頂きたい。
んー、ゲーム会社に就職したいかって聞かれると大変ビミョいんだよね。好きだしカッコいいけどおシャレではないとゆーか。この辺りの悩みはギリギリまでつきまといそう。しんどみ。
まぁこんなもんかな。立てた目標の回収率は…うーん、35%くらいって感じ?すくな!もうちょっと出来たんじゃないかなって思うとこもいっぱいある。
でも、これで現実の達成速度がちょっと分かったとゆうか。今年はもっと現実的な目標を立てられそうってゆうか。
ってことで、今年の目標はというと…それはまた別の記事にするます!長くなるじゃん!
こーんなみょーですが、2022年もなにとぞよしなに!うぃずらぶ!
基本情報技術者試験をやってやるぜ!
この度、わたくし華鳴 猫は、基本情報技術者試験というなんか名前すらちゃんと覚えられないよーなヤバい匂いのする資格試験を受けることを宣言いたします。かしこ。
きんきょう
お誕生日おめでとうみょー!ありがとうみなさま!ありがとうパパママ!
色々お祝いの言葉やプレゼントをいただいてほくほくのみょーであります!
そんなみょーの17歳の目標はずばり!基本情報技術者試験合格です!
え?何それ?ってなるよねー。みょーも知らんかったもん。
基本情報技術者試験とは何なのさ
基本情報技術者試験 とはによると、
統計など数学、アルゴリズムとデータ構造、コンピュータ、OS 、メディア表現、データベース、ネットワーク、セキュリティ、Web 、アーキテクチャ、開発手法、プロジェクトマネジメント、経営戦略、プログラミング、これら全てが基本情報技術者の試験範囲です。
だってさ。すでに何言ってるかわかんないです。この意識高い人ぽい横文字ばっかり並んでそーな教科を学んで、国家資格を取ると。なるほどね。え、ムリくない?
なんでこんなの受けなきゃなんないんだよー!
いやホントマジで、こんなの全然受ける気なかったっていうか今も決して乗り気じゃないって言うかなんだけどさ。なんで受けるかってったら、話は夏休み直前に遡ります。
ある日の午後、担任のせんせーに呼び出されたみょーは「秋から理系のクラスに移れ」と言われました。 実際はもうちょっと幅を持たせているというか、「考えてみなさい」みたいな言い方だったんだけどさ、パパにも電話して熱弁してたみたいで、帰ったらなんかもう理系クラスになるの決定事項!みたいな感じ。いや何勝手に決めちゃってんのさってなるじゃん。
みょーは今のクラスがちょーお気に入りだしさ、それに理系の大学とかに進学するとかいう目標も特にないので、まー家族会議は大荒れ。
なんだろ、「理系が文系の上位互換」みたいな言い方もめっちゃイヤなんだよね。 まぁ実際、成績で考えたらウチの高校だとそゆとこもあるんだけどさ、でもみょーは文系っていう称号が気に入ってるんだ。化学より文学に近い存在でいたいっていうか。研究室より図書室っていうか、ガリレオより京極堂っていうか。そういうの、あるじゃん?
そんでね、話はまじガチ平行線だったんだけど、
「今のクラスでも理系クラスとおんなじ大学受験出来るじゃん?合格できるじゃん?」
「いや、理系クラスのが資格取れるから有利」
「え、じゃあその資格みょーが個人的に取得したら変わんないってコトだよね」
「そうかもしれないけど、授業でやれるんだからクラス変わった方がいい」
「その分文系科目の時間減るのはイヤ。資格とるから今のクラスにいさせて!」
と大見得きっちゃった結果、こんな試験を受けるハメになったってワケ。
ひっどい話だよね!まるでみょーが悪いことしてるみたいじゃん。 もともと文系クラスで三年いる前提で入学してるハズなのにさー。
まーでも、みんなみょーの事を思っていっぱい考えてくれてるの。それはすっごい伝わってくるから、無下にするのもなんだし。それに、もともとプログラミングをそろそろ始めようと思ってたところだったから、ある意味ではみょーの意志に沿った選択という。 つまり、やるっきゃなくなったからやるっきゃないねってコト!
感動秘話
あとねー、実はすっごいうれしいコトもあったの。 この話が出た時にさ、みょーはクラスのみんなにもぶーぶー言ってたの。 そしたらさー、普段あんまり絡まなかったコがさ、せんせーに 「うちのクラス全員でその資格を受けたらいいと思います」 って言ってくれたんだ。
そのコ勉強とかあんまり得意じゃないタイプだし、ぜんぜん資格とか興味もないはずなのに、みょーがクラス替えしない為だけにゆってくれたんだよね。 で、けっこーみんな「それいいね」って賛同してくれたんだ。
そんなの出来ないよってなって、結局みょーだけ受けるんだけど、もーね!ぜったいこのクラス変わったりするもんか!ってなったよね! みょーはこのクラスにいる事を、めっちゃ誇りに思ってるのだ。 このコたちの為にも、みょーはぜったい資格をゲットしなくちゃダメだ。 文系のチカラを見せつけてやんなきゃね!
とゆーわけで、べんきょー開始!
そんなこんなで、みょーは基本情報技術者試験のお勉強をするのです。 先生もサポートしてくれるとはゆってるけど、やっぱり基本はひとりで勉強することになる。 ためしにちょっとテキスト(全10冊!!!)読み始めてるんだけどさ、ぶっちゃけかなりヤバい。 内容もちんぷんかんぷんだし、それ以上に学習計画がまったく立てらんない。 授業みたいに、ほどよいペース配分で最適なカリキュラムってゆう感じに出来ないんだよね。学校ってよくできてるなぁって思った。 でも、理系クラスには入らずやるって決めたんだから、みょーひとりでも何とかやっていくしかない。みょーには必殺Redmineがあるし、みょー天才だし推理小説とか読むし、きっと合格できるハズ。
今後はこっち関連の記事も書いていくんじゃないかな。 応援してくれるとうれしいな! じゃね。
「The friend of Ringo Ishikawa」くにおくんになれなかった、ある不良のおはなし
The friends of Ringo Ishikawa ってゲームやった!
みょーだよ!
テスト終わった!なつやすみ!ってことで、早速ゲーム三昧しています。たーのしー!
でも、おにぃがやらせてくれるゲームってなんていうか、「いや面白いのは分かるんだけどさ、だからってコレ女子に勧める?」みたいなヤツが多い。今回やったThe friends of Ringo Ishikawaもまさにそんな感じ。
Vadim Gilyazetdinovさんっていう、くにおくん大好きなロシアの方が作ったんだって。
くにおくんの新作!今回はちょいシリアス!とか言われたら信じちゃうよーなゲーム。
「これならみょーも楽しめるかもしれない」って言ってやらしてくれたんだけどさ、今考えたら「かもしれない」とか保険かけて来てんなって気付くべきだった…。
いや、楽しんだよ!楽しんだけどさ!?っていう、そんなゲームの紹介をします。ネタバレ?っていうか、エンディングのコトとかまで書いちゃおうと思うので、クリア予定の方はその後に読んでね!
あとね、このゲームは周回要素とかないんだけど、ちょっとだけ叙述トリック的というか、2周目でしか感じられない風景があるとゆーか。もし一度クリアして「何このエンディング!クソゲーかて!二度とやらん!」って思ったひとは、この記事を読んで、もう一度あの町へ戻ってみて欲しいな。きっと、今度はしっくりくると思うんだ。
The friends of Ringo Ishikawaってこんなゲーム!
結構何でも出来る、オープンワールド系?のゲームなんだけど、ぱっと見はホントにくにおくん。だから、とりま道行く悪そうなヤツらの群れに飛び込んでキックばばば!ってやる!
やると!即死する!!よわー!!!!
リンゴくん、基本的にめっちゃ弱い。1人相手なら起き上がってきたところを掴まえて投げるの連発でそこそこ戦えるけど、2人だともう無理。空手に柔道にボクシングにムエタイといっぱいかじるのに、いつまでたっても多人数での戦いを学ばない。緊急回避も無敵時間もないし、ダブルラリアットもない。前後で挟まれると、順番に後頭部を叩かれ続けます。コントみたいで必見。てか必死。アイタ!ちょ!それやめれ!アイタ!だから!もー!ちょマジで怒っアイタ!(ホントこんな感じ)
いつまでもコントしてる訳にもいかないので、殴られまくっても平気なカラダ作りが必要です。体力のないうちは逃げ回って、毎日公園で筋トレ。お金がたまったらジムで筋トレ。つまり、レベルをあげて物理で殴るタイプのゲームです。テクニックなんてお飾りっす。そこはくにおくん的な方が良かったかな…。でも、テクニックいるゲームだとみょークリアできないからね!結果オーライ!
さて、ケンカ以外にもかなり色々出来ます。するもしないも自由。リンゴくんは家族もいないしお風呂もない、なんならお金もないホンモノの自由人なのです。せめてお風呂は欲しかった。そんな自由はいらなかった。
じゃーとりま、先立つものがあった方がいいよねって稼ごうと思ったら、その方法も色々あるワケ。不良から奪うか、アルバイトするか、勉強がんばって奨学金を貰うって手もあります。お金の使い道もいっぱい。喫茶店でおしゃれなゴハンを食べてもよし、アクセサリを買うもよし。めっちゃ吸うからタバコも切らしがち。中古のテレビを買うとビデオを観られるし、ファミコン買えばホントにシューティングを遊べます。バーではビール飲みながらギャンブルに興じるコトまで出来ます。極悪高校生っ!
さらにさらに、時間の概念もあります。
効率よくパラメータをあげよーとすると、「12時からの授業出て、終わったら部活。そのあと図書室で読書して、公園で筋トレして、夜はボクシング。帰ったら1時間だけ自習して朝6時まで寝よう」とか考えながら規則正しく過ごしがち。
全然不良じゃなくない?みょーよりぜんぜん優等生してら。
ストーリー
「石川一家」って感じの不良高校生グループ。
リーダー格のリンゴくんはいつも仲間を引き連れてケンカばかりのヤンチャな毎日を送っていましたが、3年生になって様子が変わり始めます。
拳を痛めてボクシングの夢を諦めそうになる健くん。
生き甲斐を見付ける事が出来ず荒んでいく吾郎くん。
ギャンブルにハマり、負けてヤクザになる道を強いられる将くん。
浮気されちゃってへこみまくりの四郎くん。
一家の仲間を放っておけないリンゴくんは、 ある時は殴り込みをかけ、ある時は妙に詩的な助言をして、彼らを救おうと奮闘します。
そうして困難を乗り越えていくうち、彼らの友情はより強く、確かなものになっていくのです。なっていくに違いありません。リンゴくんも、みょーも、そう思っています。
ある日唐突に訪れる、衝撃のエンディングを迎えるまでは。
ラスボスなし、味方もなしのエンディング
石川一家の最後の事件の顛末。
四郎くんの浮気相手をやっつけた事がきっかけで、その報復にあった吾郎くんは意識不明の重体。もちろんリンゴくんは彼らの学校へ乗り込む事を決意します。 四郎くんには将くんを駅に連れてくるよう指示し、健くんを公園で誘います。すると。
「俺は行かねぇ」
ブランコに座った健くんは殴り込みを断り、静かに諭し始めました。
「誰も行かねぇ」
健くんは進学するのです。もう幼稚な殴りあいに興味はない。
四郎くんは浮気していた彼女と仲直りしたそうです。彼女の友達を殴りに行くことは得策ではありません。
将くんはロクデナシだった。リンゴくんに借金を背負わせてもギャンブルを止められず、けっきょく金の無心をして回っているそう。仲間への義理なんて持ち合わせていません。
…だから、誰も駅には来ない。
健くんの言葉に、リンゴくんはタバコを地面に投げつけ「6時に待ってるからな」と呟くのが精一杯でした。
リンゴくんは結局、1人で電車に乗ります。
健くんは来ない。
将くんも来ない。
来ると言っていた四郎くんすら来ない。
リンゴくんただ1人を乗せた電車は、のろのろと雨の中を進みます。長い時間をかけて隣町に到着すると、待ち構えていた他校の生徒がホームで襲いかかってきました。
雨の中、リンゴくんは一言も喋らず沢山の敵を殴って、殴って、殴って…
やがて画面は暗転し、スタッフロールがはじまります。 え、いやいやいやいや…おわり?マジ?
そんな終わり方ってある!?
呆然としたよね。
突然みんながリンゴくんを突き放して終わり。まぁまぁ長い時間かけてリンゴくん育てて、仲間と一緒にここまで過ごして来たのに、これで終わり?そんな訳ないじゃんね。きっと、道を間違えてバッドエンドに突入しちゃったヤツだ!
自分を納得させて、攻略サイトを探し始めるみょー。
簡易的な攻略サイトしか見つからなかったんだけど、そこには「エンディングはひとつだけ」って…
えぇい、みょーは信じないぞ!!
で、パラメータを上げたり、セーブ&ロードを繰り返して色んなフラグを回収しつつ2週目もクリアしました。
………あーダメだー。エンディングはひとつだけ(※1)ぽいです。
そんなー!!
みょーは2周目を強くお勧めします!
Steamとかでこのゲームの評判を見てみたらね、
2周目をやる気にはならない
とか
突然のエンディングにプレイヤー置いてけぼり
みたいな感想が結構あるんだよね。
わかるー!
てかぶっちゃけみょーもそう思ったクチ!
でもね、あのね、2周目はヤバいよ。世界変わる。やる価値ぜったいある。
ってゆーのもねー、この「The friends of Ringo Ishikawa」が何を体験するゲームだったのかっていうのが、みょーは2周目でようやく分かったの。
1周目、みょーは色んな想像をしていました。
リンゴくん、幼馴染の愛子ちゃんと付き合ったりしちゃうのかな?
成績トップだと進学エンドとかになったりして!
ボクシングを極めたら健くんと一緒にプロになれる?
ロシアの小説いっぱい読むと文学少女と仲良くなってくし、一緒にロシア行くコトになったりしたらどーしよ!
などなどなど。
それってつまりね、リンゴくんを成長させてさ、彼の可能性と広がる未来を体験するゲームだと思ってたってこと。
違うの。ぜんぜん違うの。
そんなゲームじゃないんだよ、これ。
2周目で気付く、ゲームの方向性とタイトルの意味
1周目じゃ気が付かなかったんだけどさ、何でも出来るゲームなのに、実はリンゴくんつまらなそうなんだよ。ずっと。それが多分、このゲームの本質なの。
映画をいくつも観れるけど、だからって吾郎君みたいに俳優を志すワケじゃない。アクション映画を見て「この技をケンカに使ってみよう」とか思う程度。
本を読むのも暇つぶし。クラスの女子と価値観のズレた感想を言い合っておしまい。
廊下でリンゴくんをいつも待っている愛子ちゃんは、他のオトコの話をしては彼の気を引こうと奮闘し、ついにはリンゴくんのお家に乗り込みます。将来のお嫁さん候補だと言って。でも、リンゴくんには何ひとつ響かない。
リンゴくんと恋仲になれそうな女子は他にも2人程登場するけど、彼はぴょこぴょこ立つフラグをぜんぶスルー。クラスメイトに「愛のこと、まったく知らないのね」とあきれられる始末。結局、彼は恋愛にも全く興味を持てなかったの。
成績優秀になると「もしかしたら大学に行けるかもしれないぞ」とお腹の突き出た先生に褒められます。しかし、リンゴくんは仲間との不良生活を否定されてまで進学するつもりはないとキレはじめ、たしなめる先生ともその後は口もききません。才能あるのに、勉強も所詮は気まぐれだったってコト。
ボクシングに柔道、ムエタイも教えは全てマスターします。でも、それで終わり。プロになりたいとか試合をしたいなんて、彼は一度も口にしません。ケンカの道具でしかないのだから当然です。
そんなリンゴくんは劇中で一度だけ、自分が楽しんでいると公言します。エンディング直前、石川一家全員で他校の生徒と朝まで殴りあいをした時のこと。
友人達の心はすでに石川一家から離れつつあったハズ。しかし、それに気付かないリンゴくんはケンカの興奮から冷めないまま「最高だったな。そう思うだろ。なぁ」と仲間に呟きます。
一年前なら、誰もがそれに同意していたことでしょう。
でも、大人になった彼らはそんな風に思えない。
仲間たちはそれぞれ、ケンカ以外の事に価値を見出していたのです。
進学、ギャンブル、演劇、恋愛。
──リンゴくんだけが、いつまでたってもケンカ以外に興味を持てない。
ああ、なんてこと!!
振り返ってみれば、このゲームは最初からずーっとずーっと、それだけをプレイヤーに示し続けていたんだ。
これは、ケンカ以外に何をやっても夢中になれない、リンゴくんの失望と閉塞感を体験する為のゲームなんだ。
これ本当にすごいと思う。嘘ついてる訳でも、意図的に隠ぺいしてる訳でもないんだよ。 主人公が極端に無口なゲームでもないし、敵キャラが実は悲しい過去を抱えて…とかでもない。状況説明も細かいアニメーションでこれでもかってほど提示されてるのに、プレイする誰もがエンディングを迎えるまで、あるいはそこまで見てもなお「このゲームは最初から最後まで絶望的な悲しみを描いている」と気付かない。推理小説も真っ青じゃんね。
エンディング見て「なんぞこれ!唐突すぎる!」って思うのは、キレーに騙されてるからなの。
まだ夢から醒めてないの。
まだ「くにおくん」をやってるつもりでいるの。
根底にあるのは希望。夢。勧善懲悪。不良でも、頑張れば何にでもなれる。そんなストーリーを、まだ期待しているの。
リンゴくんはね、くにおくんじゃないよ。
このゲームは、何をやってもどうしてもダメで、仲間にも見捨てられてしまう、孤独な男の子の話。
あるいは、不良として生きるコトしか出来ないリンゴくんを見限って、それぞれの未来へ歩み始める、彼の親友たちの物語。
──The friends of Ringo Ishikawa。
くにおくんを準備して、リンゴくんのゲームをしよう
やりたくなった?やりたくなったよね?
爽快なアクションとコミカルな不良生活を期待させつつ、深く救いのない悲しみを体験させてくるとんでもないゲームだよ。巧妙に仕組まれたガッカリ感はもう芸術の域。やらない手はないよー!
…おススメしてるのかしてないのかイマイチ謎になってきた。おススメしてんだからね!ホントに!
あんね、楽しいし結構やりがいもあるし、プレイ後も結構ひたれるけど、注意点がいっこあります。
色んな体験をさせてくれるこのゲームだけど、みょー達がプレイ前に思い描いていた「くにおくんぽい痛快アクション」とかは出来ません。そこがフラストレーションあるやも。
だもんで、みょーは対策を考えました。
ずばり!「くにおくん」一緒に買っとけばいーんだよ!
みょー天才かって!はい拍手ー!!
プレステでもSwitchでもSteamでもくにおくんはとーぜん売っています。
ファミコンのやつとかいっぱい入ったくにおくん ザ・ワールドでもいいし、熱血硬派くにおくん外伝 イカすぜ!小林さんでも…って何だこれ。これはだいじょーぶなのか?まぁいーや。こういうヤツを準備した上で、The friends of Ringo Ishikawa、ぜひやってみて下さい。Steam版はときどきセールとかやるらしいよ!買う係はおにぃだから、みょーには関係ないけろ!
レビューおしまい。
どーだった?
初めてこんなにアツく語りました。実は書くのにすんごい時間かけてたりするのだ。
ひとにゲームの魅力を伝えるのって大変なんだなぁ。伝わってるかなぁ。
でも、これで誰かが興味持ってくれたらうれしいよね!
うん、たまにはこんな記事書いてもいいよねって感じで。
みょーもいつかゲームを作って、誰かに感想書いて貰えたらなって思います。
んじゃね!
-
注釈内容『くにおくん』オマージュのRPG『Ringo Ishikawa』開発者が新作『Fading Afternoon』を正式発表。今度は「出所したばかりの中年ヤクザ」が主人公に「ストアページでの記述によると、『The friends of Ringo Ishikawa』に続いてマルチエンディング方式を採用しているという。」って書いてあるけどこれ違うよね? ↩